新春ごあいさつ

年頭あいさつ

全福センター
会長 野寺 康幸

 多くの課題と困難を抱えたまま年が明けました。年賀の言葉は、今少し災害復旧のめどが立つあたりまでは控えさせていただきたく思います。といいますのも、東北を始め、あまりに多くの皆様が、いまだ苦しみのただ中にあると思われるからです。しかし、それに代えて、私どもの年頭の決意を一言申し上げます。
 それは、まず、このような時であるからこそ、全福センター本来の使命である、中小零細企業で働く皆様の日々の生活の安心・充実のため、慶弔共済を始めとするささやかな福利厚生を底辺から守っていくべく、従来にも増して会員拡大に努め、多様なニーズに対応できるよう一歩一歩、適正なサービスの範囲を広げてまいるということです。
 さらに、事業仕訳の嵐の中で、補助金を始め国・自治体からのサポートが先細りしつつある中、法人改革の大波を乗り切り、全国の中小企業福祉サービスセンターが一つも脱落しないよう、各自立のための支援をしつつ全国的なスクラムを強化していくということです。
 ついては、国や自治体に対する働きかけを始め、労福協に集う皆様との一層の連携を心からお願いしつつ、辰年初頭のご挨拶とさせていただきます。

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