新春ごあいさつ

新年挨拶

全国住宅生活協同組合連合会
代表理事理事長 早川 常義

 明けましておめでとうございます。
 昨年は東北・関東地方をおそった東日本大震災やそれが原因の東電福島第一原発事故、欧米の債務問題への懸念による超円高、タイの大洪水等々がリーマン・ショック以降の低迷から回復の兆しを見せ始めていた日本経済に多大な影響を与えました。
 また、デフレ経済から脱却できず、所得格差の拡大や低年収層の増加、失業率の高止まり、雇用不安など依然として先行き不透明感の強いものとなっています。
 私たち住宅生協を取り巻く状況も依然として厳しいものがあります。しかし、昨年11月第3次補正予算が成立し、7月末に終了した「住宅エコポイント」が本年10月までの期間ですが「復興支援・住宅エコポイント」として復活しました。被災地復興支援が目的ですが、私たち住宅産業に携わるものにとっては顧客獲得に向け明るい材料のひとつの制度です。今回の制度では、新築よりリフォームのポイントが高く、エコリフォーム需要の喚起に期待を寄せています。
 各住宅生協はリフォームのみならず、本年も低廉かつ良質の住宅供給に努めて参ります。当該する地方労福協や地方連合会の皆様のさらなるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、皆様方のご健勝とご多幸を心よりご祈念申し上げます。

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