新春ごあいさつ

日本労働組合総連合会
事務局長 南雲 弘行

 新たな年を迎え、皆様にとって本年にご多幸がありますようお祈りいたします。
 昨年を振り返りますと、3月11日に発生した巨大地震とそれに続く大津波、そして福島第一原子力発電所事故を忘れることはできません。亡くなられた方々にあらためてお悔やみ申し上げるとともに、被災者の皆さまが一日も早く穏やかな生活を取り戻すことを祈念します。
 連合は、昨年の10月4日・5日に第12回定期大会を開催し、今後2年間の運動方針を確認しました。まずは、東日本大震災からの復興・再生に全力を尽くすとともに、一昨年にめざすべき社会像として提起した「働くことを軸とする安心社会」を基盤に、日本全体の再生に向けた新たな社会・経済モデルの構築に取り組みます。全国の労福協との連携のもと、すべての働くもの、働くことを願うものの利益を結びつけ、新しい社会のかたちを切りひらく社会運動の軸となる決意です。
 本年も連合へのご支援心よりお願いします。

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