新春ごあいさつ

全国勤労者旅行会連合会
会長 齊藤 正己

 新年明けましておめでとうございます。
 全国勤労者旅行会連合会の活動の中心を全国3ブロック(東部・中部・南部)に重心を移行する為、ブロックへの予算配分の有効活用を図り、連携・情報の共有・共同商品造成など、今年もブロックの活動強化を推し進めてまいります。
 2010年度は経済危機からのリバウンド要素もあり、特にビジネス需要の回復が顕著であり、また市場が中長期的な推移を見通すうえで重要な、若年層がプラスに転じた事も大きな要素でありました。
 このように好調に推移した2010年度ではありましたが、昨年の3月11日に発生した東日本大震災は、旅行業界にとってかつて経験したことの無い未曾有の危機であり、その後長期的なマイナス需要が続きました。
(被災された皆様方には心よりお見舞い申し上げますと共に、早期復興に向けボランティア活動などを通じ、長期的に協力していく所存であります。)
 その他にも、中東情勢やタイの大洪水など様々なマイナス要因はありましたが、昨秋からは徐々に回復基調に戻りはしたものの、通年を通してのマイナスは避けられない状況です。
 この様に旅行業界を取り巻く環境は厳しい状況ではありますが、労働者福祉事業団体を応援してくださる各地の連合・労福協・労働組合の皆様のおかげで、新たな年を迎え、僅かではありますが明かりが見えてきました。
 今年もブロックの活動強化を図り、また各地区での事業団体との連携・情報の共有なども図りながら、各旅行会元気一杯頑張ってまいります。
 我々全国勤労者旅行会連合会は大手旅行会社にはない"きめの細かいサービス"をモットーに、労働者福祉事業団体の一員として、旅行業のプロとして、「よりよい条件でよりよい旅行を・・・」コーディネイトし、今後も各地区の会員の皆様に提供し、事業・運動を推進してまいります。
 本年もより一層のご支援・ご利用を賜りますよう心よりお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

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