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一般社団法人
全国中小企業勤労者福祉サービスセンター
会長 野寺 康幸
あけましておめでとうございます。
 今年望まれますことは、何よりも、災害が少なく、景気が上向く中で、国民の多様なニーズにきめ細かく答えを出していく政治でありましょう。
政治家が、生活の手段としての政治を優先して醜悪な離合集散を繰り返した選挙にも、一応の国民判断が示されました。
今後は、この間棚上げされてきた、我々の日常生活に多大な影響を齎す細かな法律、制度改正を、着実に実行していただくことを望みます。
私の担当分野では、企業の大多数を占める中小零細企業で働く労働者の福利厚生を担保している中小企業勤労者福祉サービスセンター事業について、国が必要と認めていることを、法律なり通達なり何らかの形で、改めて明確にしていただくことを望みます。
財源難で自治体の支援が先細りする中、中小企業こそが経済 基盤であるすべての地域、そして、この制度にささやかな福利厚生を依存する400万の労働者及び家族のためにも。
全ての皆様にとって、今年こそ真に実りのある平穏な年でありますように。
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