新年明けましておめでとうございます。
昨年は、「協同労働の協同組合」法制化に関しまして、中央労福協ならびに全国の地方労福協の皆様から絶大なご支援を頂き、164名の国会議員の参加を得た議員連盟の結成、270に及ぶ地方議会による「この法制化の早期実現を求める意見書」の採択等、運動を大きく前進させることが出来ました。法律の制定そのものは未達成でありますが、「協同労働」「ワーカーズコープ」および「コミュニティ事業支援条例」に関する学習会や市民集会が全国各地で、きめ細かく開催され、この新しい働き方、新しい協同組合を知っていただき、今の日本におけるその必要性を理解していただくことが出来ました。また、運動を通しまして、現場の組合員一人ひとりが、自らの働き方とその意義について、再確認、再自覚をし、この運動に対する意欲を高めることが出来たことに感謝を致しております。 アメリカに始まる金融破綻によって引き起こされつつある世界的な経済危機。深刻さを増す雇用・失業状況の中で、「協同労働」という働き方への期待が急速に高まってきています。 今年こそ、この法制化を達成し、「協同労働」「ワーカーズコープ」に寄せられている期待に答え、私たちの社会的使命を全うすべく運動を進めてまいりますので、一層のご指導・ご支援をお願いし、新年の挨拶とします。
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