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 全国労働者信用基金協会連合会
会長
草嶋 安治
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、全国労信連の活動に格別のご支援・ご協力を賜りましたこと、心よりお礼申し上げます。
昨年は、消費税率の引き上げや、アベノミクスによる日銀の金融緩和施策が、円安等に
よる物価上昇を招き、実質賃金の低下により、消費者の経済状況にも影を落とす等、私たち勤労者にとっては前年同様厳しい年でありました。
こうした状況下、全国労信連は引き続き労働金庫と連携して、生活支援融資保証に取組み、働く人への融資が従前より円滑に進むよう、尽力してまいりました。また発足当初より小規模になった全国労信連は、働く人たちのための保証機関として、より機動力を発揮し、安定した取引きができる連合会 組織を目指して、あり方の見直しをはかっております。
2015年も勤労者を取り巻く環境は、厳しい状況が予想されますが、福祉事業団体の一員として、働く人とその家族が安心して生活できる共生社会の実現に向け、役割を果たすべくさらに邁進してまいります。
一方、社会問題にもなっております、反社会的勢力との関係遮断に向けた取組みについては、喫緊の課題であり、労働金庫業態の一員である当連合会においても、新規の取引は勿論、既往取引についても絶えず検証し、今後とも厳しく監視してまいります。
本年も、引き続きご支援・ご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。
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