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 一般社団法人
全国労働金庫協会
理事長
中江 公人
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は労働金庫に対しまして、ひとかたならぬご高配をたまわり、厚く御礼申しあげます。
さて、労働金庫業態では、急速な少子高齢化・人口減少に伴う社会環境の大きな変化に対応するため、2015年からの10年間で労働金庫がめざす姿を描いた「ろうきんビジョン」を策定いたしました。
この中で、労働金庫は、会員との連携を一層強固なものとし、働く人とその家族、退職者、求職者等、すべての勤労者にもっとも身近で信頼される協同組織の福祉金融機関としてその真価を発揮するとしています。
 勤労者のくらしを取り巻く環境は、雇用・社会保障等のあらゆる分野で依然として厳しい状況にあります。こうした中で、労働金庫が、勤労者から信頼される真のパートナーとなるには、創設の精神に立ち返り、会員とともに、勤労者の抱えるくらしの様々な課題の解決に取り組み、その存在価値を高め、共感を拡大していくことが大切であると考えています。
「ろうきんビジョン」のスタートの年にあたり、労働金庫は、勤労者のための福祉金融機関として、その役割を十全に発揮できるよう努めてまいります。
本年も引き続き皆様方のご支援・ご協力のほどよろしくお願い申しあげます。
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