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 全国労働金庫協会
理事長 岡田康彦
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は労働金庫に対しまして、ひとかたならぬご高配をたまわりましたことに、心よりお礼申しあげます。
まず、2012年4月を目途に取組んできました労働金庫の全国合併につきましては、大変なご支援・ご協力を頂きましたことに感謝申しあげます。
労金業態といたしましては、全国合併に向けて鋭意議論をすすめてまいりましたが、この度、この合併の時期を当面延期し、継続協議とすることとなりました。
「日本労金創設は業態の目指すべき姿であり、実現すべき経営課題である。」という基本的考え方と「全国合併実現への会員の期待も大きい。」という認識に基づき引き続き全国合併の実現に向けて体制等の再構築を行なうとともに、当面合併協議の成果を最大限生かした顧客利便性向上の実現に向けて検討を進めてまいります。
また、現在開発中の次世代システムにつきましては、合併時期の延期に伴い、シングルバンク方式（１金庫）からマルチバンク方式（13金庫と連合会）に構築方針を変更し、2014年1月稼動に向けて次世代システム移行に万全な体制で取組んでまいります。
なお、全国の労働金庫では引き続き生活応援運動を展開し、勤労者生活支援に取組んでまいりますので、本年も引き続き皆様方のご支援・ご協力のほど宜しくお願い申しあげます。
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