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協同組合は“助け合い”が原点 〜震災でも力を発揮〜
東日本大震災を通じて、私たちは改めて「助け合い、支え合い」「人と人とのつながり」の大切さを学びました。助け合い、支え合いの精神は、協同組合の原点です。今回の大震災でも、発生直後からの生協による救援物資の搬送・供給、医療福祉生協による医療支援隊の派遣、そして生活再建における労金融資や全労済の迅速な共済金支払いなど、協同組合の助け合いが力を発揮しました。
みんなで参加する社会的な事業と運動
みんなで出資し、利用し、運営に参加できるのが協同組合ならではの特徴です。協同組合は、出資の額に拘わらず一人一票制を原則としています。協同組合は営利を目的とせず、労金や全労済に集められたお金は、仲間の助け合いや、地域や社会のための「血の通った温かいお金」として循環します。協同組合は、業体であるとともに、社会運動の担い手でもあるのです。