〈ろうきん〉は生活応援運動の一環として2007年10月から弁護士・司法書士とのネットワーク構築を図り、多重債務者の救済に取り組んできました。この間、労福協・会員労働組合と協同してセミナー等の啓発活動にも力を入れ、多重債務対策の運動は着実に成果をあげています。 本年12月から2010年6月までの期間に「改正貸金業法」が完全施行されます。これが実施されると、サラ金利用者はこれまできちんと延滞なく返済していても、@
融資額は年収の1/3以内、A1社当たり50万円・全社で100万円以内に規制されます。このため、サラ金からいきなり返済を迫られたり、これまでなんとか返済をしてきた方が新たに借りることができなくなり、ヤミ金に手を出すリスクが生じるのです。 そこで〈ろうきん〉は、2009年度「第2次気づきキャンペーン」(2009年4月1日〜2010年3月31
日) では活動の領域を拡げ、多重債務に陥らせない活動に取り組んでいきます。 具体的には、消費者金融(
サラ金) 利用が2〜 3社で延滞履歴のない組合員とその家族を対象に「高金利から〈ろうきん〉の低金利商品への借換運動」に取り組み、生活防衛に結び付けていきます。 これまでの多重債務者救済運動と同様に、高金利引下げ運動の一環として労福協・会員労働組合等と連携しキャンペーンを展開していきますのでご協力お願いいたします。
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