中央労福協第3回加盟団体代表者会議を開く

運動を着実に前進させ飛躍の礎に

08〜09年度の活動方針補強(案)・60周年記念事業討議を満場一致で決定

 

代表者会議

11月21日、第3回代表者会議。中央は挨拶する笹森会長

笹森会長 中央労福協は11月21日、東京・日暮里のホテル・ラングウッドにおいて第3回加盟団体代表者会議を開催した。代表者会議では主に2008〜09年度の活動方針補強(案)、創立60周年記念事業(案)についての進め方について確認した。
 加盟団体代表者会議は、議長団に鴨桃代氏(全国ユニオン会長)と秋山久美雄氏(労金協会常務理事)を選出。冒頭、主催者を代表して中央労福協の笹森清会長があいさつに立ち「多くの人達と色々な形で連携を結び力を合わせると、とてつもない大きな効果が発揮できる。同質の協力は、和にしかならないけれども、異質の協力は積になる。大いなる自信を持った労福協活動をこれから60周年に向けて、みんなで展開していこう!」と訴えた。

2020年ビジョンの地方討議を提案

高橋事務局長 高橋均事務局長が08年度の主だった活動を報告。続いて会計決算報告、会計監査報告、09年度に向けて活動方針の補強案、09年度の予算案が報告・提案され、参加者全員の拍手によって確認された。
 また、「60周年記念事業及び労福協の理念・2020年ビジョン(骨子・討議素材)」が提案された。これは、来年60周年を迎えるにあたり、創業の初心を改めて見つめ直すとともに、激変する時代状況も踏まえて、みんなで確信をもって次の10年へと運動を進めていけるよう、改めて理念とビジョンを創り上げていく事を、基本的な考え方としている。
 フレームワーク(討議素材)をもとに組織内での討議を深め、2009年7月末を目途に意見集約を行い、9月以降文章化した素案をもとに更に討議を進め、2009年11月の第59回定期総会で決定する予定になっている。
 最後に、改選期の年では無いが出身組織の事情により会計監査の「役員補選」が行われた。
 濱渕正幸氏(基幹労連)、山本正彦氏(紙パ連合)両会計監査が退任され、役員選考委員会の推薦により、神津里季生氏(基幹労連事務局長)、橋本俊幸氏(紙パ連合中央書記長)が選出された。また、菅井義夫参与も今代表者会議において退任された。今までの、ご尽力、ご貢献に対し衷心より感謝申し上げたい。

60周年プレ記念講演

 加盟団体代表者会議終了後、第2部として60周年プレ記念講演「私が労福協運動に期待するもの」と題して、早稲田大学の篠田徹教授の講演が行われた。
 講演では、次期米国大統領オバマ氏のスピーチから、「アメリカが変わるという希望と、アメリカを変えるという希望("YesWe Can!"&"I NeedYour Help!")」に触れ、オバマ氏は、分裂していたアメリカに連帯文化を蘇生させたコーチの再来と語った。
 日本においても、連帯労働を促す(機会をつくる)連帯セクターの形成が重要であるとして、労福協の役割への期待や、労金や全労済をはじめとする事業団体の必要性について意味を教えていくことの大切さに触れ、今後の労福協活動への提起として、「連帯基金(ファンド)設立」や教育の重要性についての対応について語った。

 

 

 

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