労働運動・労働者福祉運動の理念・歴史講座

 

 第2期労働運動・労働者福祉運動の理念・歴史講座を東西32名が参加して開催。あわせて昨年受講者を対象にフォローアップ講座を行った。

 <第2期理念・歴史講座>

 


第2期講座の参加者=5月11〜12日

 第2期講座の参加者=5月18〜19日

 昨年に引き続き、第2期労働運動・労働者福祉運動の理念・歴史講座がUIゼンセン同盟中央研修センター(5月11〜12日 参加者19名)およびろうきん研修所・富士センター(5月18〜19日 参加者13名)で開講された。主催者を代表して、中央労福協・菅井事務局長から、労働運動・労働者福祉運動の理念・歴史あるいは労働組合と生協活動との関わりなど「創業の初心」が希薄になっているなかで、職場・地域でこれら運動の伝承者となる次代のリーダー養成のためにこの講座を開講した旨の「目的と狙い」について話があった。
 講義は、中央労福協・笹森会長から「労働運動・労働者福祉運動の理念・歴史」、早稲田大学教授・田村正勝氏から「これからの日本社会と協同組織事業団体に期待するところ」、元UIゼンセン同盟役員・大出日出生氏からは「労働組合活性化への提言」があった。そのあとグループ討議を行い、これからの運動展開においてヒントになったこと、および具体的実践に向けたシナリオづくりを通じて現場での運動展開に反映していくことを全体で確認した。
 なお、今期受講者を対象に来年度フォローアップ講座を実施する。

 <フォローアップ゚講座>

 


 フォローアップ講座の参加者

 5月11〜12日UIゼンセン同盟中央研修センター(友愛の丘)において、昨年(6月2〜3日)実施した第1期労働運動・労働者福祉運動の理念・歴史講座のフォローアップ講座が開講された。
参加者は19名、元UIゼンセン役員・大出日出生氏を講師に招き「労働組合活性化への提言」と題して、次期リーダー養成のための実践的立場から具体的提言があった。また、グループ討議においては、研修生が昨年の受講以降の実践結果を点検し補強・修正を行うなかで今後の運動展開へ自信と確信を持って活動していくことを確認しあった。


笹森 清 会長

田村 正勝 教授

大出 日出生 氏

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